大腸がん|新宿区市ヶ谷駅近くの内科

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大腸がん

大腸がんについて

大腸がんは初期症状があまりみられません。
ゆっくりと進行するのが大腸がんのタイプで、がんが進行してくるとがんの腫瘍ができた部位により症状が変わってきます。
大きく二つに分けて、結腸がんと直腸がんがあります。
結腸がんは大腸の始めの部分であり、進行もゆっくりと進みます。
症状はあまり便にでません。
結腸がんのほとんどの場合出血するため、便に血の筋が付いたり、塊が混じっていたりするのですが、あまり認知できない場合が多いです。
進行してくると腫瘍が大きくなり、腸内で出血が大量に起こり貧血状態になったりします。
また、倦怠感が強くなり自覚症状も強く感じられてきます。
また、がんの腫瘍が大きくなると大腸管内をふさいでしまい、排泄物がうまく流れなくなるため、お腹がはったり、かなりの腹痛をおこします。
直腸がんは強い便意と下痢を引き起こします。
その他肛門の奥の鈍痛や腫瘍による残糞感。
腫瘍の出血が便に付くこともあります。
ご本人が痔持ちだとしても、血便が出たら一度検査する必要があります。

大腸がんになりやすい方

大腸がんは50歳代付近から高齢になるほど罹患率が高くなります。
大腸がんの罹患率、死亡率はともに男性のほうが女性の約2倍と高く、結腸癌より直腸がんにおいて男女差が大きい傾向があります。
ただし男女とも罹患数は死亡数の約2倍であり、これは大腸がんの生存率が比較的高いといえます。

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